品目分類事例

✿ パスタ

貨物概要
デュラム小麦のセモリナに水を加え、直径 0.8mm の棒状に押出成形し、乾燥した、 カペリニといわれるパスタ 製法:デュラム小麦のセモリナに水を加え混練→押出成形→乾燥→カット→包装 原料:デュラム小麦のセモリナ、水 性状:直径0.8mm、長さ25cmの棒状 包装:800g/プラスチック袋
税番
分類理由
本品は、原料及び性状から、関税率表第 1902.19-2に規定されるパスタであり、 「スパゲッティ(統計番号 1902.19-093)」、「マカロニ(統計番号 1902.19-094)」及 び「うどん、そうめん及びそば(統計番号 1902.19-092)」のいずれにも該当しない ことから、上記のとおり分類されます。 1902.19 号-2の「スパゲッティ(統計番号 1902.19-093)」及び「マカロニ(統計 番号 1902.19-094)」以外のパスタとして分類される物品の事例  デュラム小麦のセモリナに水を加え、これにポテトフレーク、ばれいしょで ん粉及び米粉を加えて練り合わせ、マカロニ類成形機から高圧で押し出した後、 切断し、乾燥させたもので、直径 10mm の棒状のもの(ただし、加えたポテト フレーク、ばれいしょでん粉及び米粉の総重量がデュラム小麦のセモリナの重 量を超えないもの。)(統計番号1902.19-099)  普通小麦粉及びそば粉に、水を加えて練り合わせ、薄く圧延した生地を切断 し、乾燥させたもので、2mm の太さの棒状に成型したもの(統計番号 1902.19-092)  強力小麦のファリナ及び塩に水を加えて練り合わせ、帯状に切断し、乾燥さ せたもので、高さ1.5mm及び幅5mmのもの(統計番号1902.19-092)  デュラム小麦のファリナにアルカリ塩水溶液(かんすい)を加えて練り合わ せ、成形機で押し出した後、切断し、乾燥させたもので、2.5mmの太さの棒状 のもの(統計番号1902.19-099) 関税率表第 1902.19 号-2のスパゲッティ(統計番号 1902.19-093)及びマカロニ (統計番号 1902.19-094)の分類のポイント 関税率表第1902.19号-2のスパゲッティ(統計番号1902.19-093)及びマカロニ(統 計番号 1902.19-094)の分類は、国内分類例規第 1902.19 号「1.スパゲッティ及びマ カロニ」に記載のとおり、食品表示基準(平成27年内閣府令第10号)における「スパ ゲッティ」及び「マカロニ」(※)に基づいており、当該基準においては、原料及び製 造方法等が記載されております。なお、卵を含有するものは関税率表第 1902.11号に該 当します。 ※ マカロニ類(デュラム小麦のセモリナ若しくは普通小麦粉又は強力小麦等のファ リナ若しくは普通小麦粉に水を加え、これに卵、野菜等を加え又は加えないで練り 合わせ、マカロニ類成形機から高圧で押し出した後、切断し、及び熟成乾燥したも のをいう。) 「スパゲッティ」:上記マカロニ類のうち、1.2mm以上の太さの棒状又は2.5mm未満 の太さの管状に成形したもの 「マカロニ」:上記マカロニ類のうち、2.5mm以上の太さの管状又はその他の形状 (棒状又は帯状のものを除く。)に成形したもの
出典
税関Webサイト 品目分類事例
https://www.customs.go.jp/tetsuzuki/bunruijirei/bunruijirei1902004.pdf
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