第3類 国内分類例規
03 類
03.01 項 1.養魚用の稚魚
繁殖用又は成育しこれを食用に供する等の目的で輸入される稚魚を分類する。これらは、河川
等に放流されるものであってもこの項に含まれる。
0301.92 1.養魚用のうなぎの稚魚
うなぎは南方海域で産卵するといわれ、卵からかえったばかりの透明な幼体を「レプトケファ
ラス」といい、これが海流により河口等に到着するころのものを「シラス」という。
上記「シラス」がえび、魚、貝等を食べて成長したものを「クロコ」といい、もう一段階成長
したものを「ビリ」という。
これらが川や沼で、自然に成長したものが天然ものである。一方、これらを捕獲し養殖池に移
し魚貝肉、配合飼料等を与えて育てたものが養殖ものである。通常120~150 グラム程度に成長し
た段階で取り上げ、食用に供される(参考Ⅰ及びⅡを参照)。
輸入されるうなぎについて、「養魚用の稚魚」とは、我が国のうなぎ養殖業界において一般にシ
ラス、クロコ又はビリと称される種苗用うなぎに相当する成長段階のうなぎで、一尾の体重が13
グラム以下のものとする。
なお、この基準の適用に際しては、便宜1 キログラムにつき77 尾以上のものを養魚用の稚魚と
して取り扱って差支えない。ただし、この場合各尾の大きさがおおむね等しいことが必要である。
03 類
(参考Ⅰ)
「天然うなぎ」の大きさによる業界の分類別
名 称
重量(g)
体長(cm)
特 長
(レプトケラファス)
シラス
0.13~0.2
5.5~6
(後期稚魚)体色素が出現せず透明である。
クロコ
0.2~0.5
5.5~7
(幼魚)シラスより大きさが時には少し縮む。
ビリ
0.5~13
7~17
17cm でうろこが発達する。
胴部分の太さは鉛筆程度である。
中
13~14
17~26
メソ、ニューメンとも呼ぶ。
上中
40~75
38g~56g 程度のメソより大きめのものをサジと
呼ぶ。
アラ下
75~110
並アラ
110~150
上アラ
150~300
(参考Ⅱ)
「養殖うなぎ」の標準的な呼称と大きさ
名 称
重量(g)
体長(cm)
特 長
シラス
0.13~0.20
5~7
天然産シラスうなぎ
クロコ
0.3~0.5
6~9
開河3月以降
養ビリ
0.8~13.0
10~24
シラスを飼育したもの
養中
15~40
25~34
養太を生産する原料
選り下
70~100
35~39
成品を選別した残り
養太
~200
40~48
成品(食用)
中ボク
~250
~55
輸出用
ボク
250~
輸出用
03 類
0301.94、0302.35、0303.45 1.くろまぐろ(トゥヌス・ティヌス及びトゥヌス・オリエンタ
リス)
「くろまぐろ(Thunnus thynnus(英名 Atlantic Bluefin tuna)、Thunnus orientalis(英名
Pacific Bluefin tuna))」とは、北太平洋及び北大西洋の温暖域に広く分布し、体長は 2.5 メー
トル程度、体の背部は濃青黒色、腹部は灰色である。
なお、「みなみまぐろ(Thunnus maccoyii、英名Southern Bluefin tuna)」は、「くろまぐろ」
に似ているが第0301.95 号、第0302.36 号又は第0303.46 号に分類されるまぐろである。「みなみ
まぐろ」の特徴としては、赤道より南に生息すること(ジャワ島、オーストラリア東海域、南海
域、中部・東部太平洋の南半球に広く分布)、体の背部は晴青色、腹部は銀白色、尾部の隆起が黄
色であること、及び体長が 1.8 メートル前後と「くろまぐろ」より小振りであることが挙げられ
る。
[くろまぐろ]
[みなみまぐろ]
03 類
0301.99 1.にしん(クルペア属のもの)、たら(ガドゥス属、テラグラ属又はメルルシウス属
のもの)、ぶり(セリオーラ属のもの)、さば(スコムベル属のもの)、いわし(エト
ルメウス属のもの、サルディノプス属又はエングラウリス属のもの)、あじ(トラク
ルス属又はデカプテルス属のもの)及びさんま(コロラビス属のもの)
魚の呼び名は、地方により、または魚の成長の時期により異なるものが多いので、この細分に
分類される主要な魚は次表に標準名に属名を付して範囲を明らかにした。したがって、呼び名が
異なっても付記された属に該当するものは、この細分に分類する。
属名
主要魚種
標準和名
学 名
英 名
genus Clupea
にしん
C. pallasi
Pacific herring
C. harengus
Atlantic herring
genus Gadus
たら(まだら)
G. macrocephauls
Cod
genus Theragra
すけそうだら
T. chalcogramma
Alaska pollack
genus Merluccius メルルーサ
M. merluccius
M. capensis
M. bilinearis
M. productus
Europe hake
Cape hake
Silver hake
Pacific hake
genus Seriola
ぶり
S. quinqueradiata
Yellow tails
ひらまさ(ひらす)
S. lalandi
(S. aureovittata)
かんぱち
S. dumerili
(S. purpurascens)
genus Scomber
まさば(ひらさば)
S. japonicus
Mackerels
ごまさば(まるさば)
S. tapeinocephauls
genus Etrumeus
うるめいわし
E. teres
Round herring
genus Sardinops
まいわし
E. melanosticta
Sardine (Pilchard)
genus Engraulis
かたくちいわし
E. japonica
E. encrasicholus
E. mordax
E. australis
Anchovy
genus Trachurus
まあじ
T. japonicus
Jack mackerel
(Horse mackerel)
genus Decapterus むろあじ
まるあじ
おあかむろ
もろ(むろ)
くさやもろ
D. muroadsi
D. maruadsi
D. russellii
D. lajang
D. macrosuma
Scads
genus Cololabis
さんま
C. saira
Saury
03 類
0301.99 2.ぶり(セリオーラ属のもの)
ぶり(セリオーラ属のもの)の養魚用の稚魚とは、全長15 センチメートル以下のものをいう。
なお、ぶり(セリオーラ属のもの)のうち、かんぱちの養魚用の稚魚には、上記の他に、「活の
かんぱち稚魚の養殖用の確認について」(平成24 年5月8日24 水漁第248 号)に基づき発給され
た養殖用途の確認書(活のかんぱち稚魚の養殖用の確認について)が輸入申告時に税関へ提出さ
れるものも含む(この場合、3月1日から7月31 日までの間に輸入申告が行われるものに限る。)。
(参考)
その他の各種の養魚用の稚魚の取扱いは、次のとおりである。
魚 種 稚魚の基準(全長:頭の前端から尾びれの後端までの長さ)
すずき 全長15 センチメートル以下
めばる 全長10 センチメートル以下
く え 全長15 センチメートル以下
ほうせきはた 全長10 センチメートル以下
とらふぐ 全長10 センチメートル以下
しまあじ 全長15 センチメートル以下
いしだい 全長10 センチメートル以下
くろだい 全長10 センチメートル以下
ひらめ 全長10 センチメートル以下
まだい 全長10 センチメートル以下
03 類
0301.99 3.マアジの養魚用稚魚の取扱いについて
輸入されるまあじ(真鰺)について、「養魚用の稚魚」とは、全長が 70 ミリメートル程度以下
のものとする。なお、この基準の適用に際しては、便宜1キログラムにつき150 匹以上のもの(1
匹当り約6.7 グラム)を養魚用の稚魚として取り扱って差し支えない。
(参考)
体長とは、口の先端(頭の前端)から脊柱後端までの長さをいう。---標準体長
全長とは、口の先端(頭の前端)から尾ひれの後端までの長さをいう。
0301.99 4.ひらめ(パラリクティス属のもの)
この細分には、日本周辺の太平洋西部及び南北アメリカ大陸の沿岸域に分布するかれい目かれ
い亜目ひらめ科ひらめ属(パラリクティス属)のものを分類する。
主要種である「ひらめ(学名 Paralichthys olivaceus、英名 Japanese flounder、あるいは
Bastard halibut、Olive flounder など)」は千島列島以南から南シナ海に分布する魚であり、体
は扁平で、腹を手前にした際に眼が左側にある。さらに、口が大きく上あごの後端は眼の後端よ
りも後方に達し、鱗は目視により確認できないほど小さい。
なお、主なひらめ属(パラリクティス属)の魚は次表のとおりである。
・体が扁平である。
・腹を手前にした際に眼が左側にある。
・口が大きく上あごの後端は眼の後端よりも後方に達する。
・鱗は目視により確認できないほど小さい。
03 類
学名
英名
邦名
主な生息地
P. adspersus
Fine flounder
東部太平洋沿岸(エクアドル、チリ)
P. aestuarius
Cortez flounder
中東部太平洋沿岸(米国、メキシコ)
P. albigutta
Gulf flounder
西部大西洋沿岸(米国、メキシコ、
コロンビア)
P. brasiliensis
Brazilian flounder
南西部大西洋沿岸(ブラジル)
P. californicus
California flounder
東部太平洋沿岸(米国、メキシコ)
P. coeruleosticta
南東部太平洋沿岸(チリ)
P. delfini
南東部太平洋沿岸(チリ)
P. dentatus
Summer flounder
ナツビラメ
北西部大西洋沿岸(米国)
P. fernandezianus
南東部太平洋沿岸(チリ)
P. hilgendorfii
南東部太平洋沿岸(チリ)
P. isosceles
ブラジルビラメ 南西部大西洋沿岸(ブラジル、アル
ゼンチン)
P. lethostigma
Southern flounder
西部大西洋沿岸(米国)
P. microps
南東部太平洋沿岸(チリ)
P. olivaceus
Japanese flounder
Bastard halibut
Olive flounder
ヒラメ
西部太平洋沿岸(日本、韓国、中国)
P. orbignyanus
南西部大西洋沿岸(アルゼンチン、
ブラジル)
P. patagonicus
Patagonian flounder
南東部太平洋沿岸(チリ)、南西部大
西洋沿岸(ブラジル、アルゼンチン)
P. schmitti
南東部太平洋沿岸(チリ)
P. squamilentus
Broad flounder
西部大西洋沿岸(米国、メキシコ)
P. triocellatus
南西部大西洋沿岸(ブラジル、ウル
グアイ)
P. tropicus
Tropical flounder
ゴイシビラメ
中西部大西洋沿岸(コロンビア、ベ
ネズエラ、トリニダートトバコ)
P. woolmani
Speckled flounder
東部太平洋沿岸(エクアドル、メキ
シコ、ペルー)
03 類
03.02 項~03.04 項 1.キングクリップ(King clip)として分類する魚種の範囲について
関税率表第0302.89 号、第0303.89 号、第0304.59 号又は第0304.99 号に分類されることとな
るキングクリップ(King clip)の範囲については、Ophidiidae 科、Gengpterus 属の魚で、魚種
名がGenypterus--と称される魚種をキングクリップとして取り扱うこととする。
0302.13、0303.11 1.べにざけ(オンコルヒュンクス・ネルカ)
「べにざけ(オンコルヒュンクス・ネルカ、英名 Red Salmon, Sockeye Salmon)」とは、北海
道、千島、カムチャッカ半島、アラスカ、北米西海岸の北太平洋に分布するサケ属、サケ科の魚
で、体長は80 センチメートルから90 センチメートル程度、体の背部と各ひれは青黒色、腹部は
銀白色(産卵期のオスは赤色に変色)である。「べにざけ」は、他のさけと異なり肉に特有の赤み
がある。
03 類
0302.13、0303.12 1.ぎんざけ(オンコルヒュンクス・キストク)
「ぎんざけ(オンコルヒュンクス・キストク、英名 Silver Salmon, Coho Salmon)」とは、北
海道、沿海州からカリフォルニアに至る北洋に分布するサケ属、サケ科の魚で、体長は85 センチ
メートル程度、尾びれ後縁は截(せつ)形、体色は背面が青緑色、腹面は銀白色、尾びれ上部に
小黒点がある。
0302.14、0303.13 1.大西洋さけ(サルモ・サラル)
「大西洋さけ(サルモ・サラル、英名Atlantic Salmon)」とは、西・北大西洋に分布するニジ
マス属、サケ科の魚で、体長は90 センチメートルから130 センチメートル程度、体の背部は青黒
色、体の表面の広範囲に大きな黒色の斑点が存在する。
(注)太平洋さけは、「にじます」のように体の表面の広範囲に大きな黒色の斑点が存在しない。
03 類
0302.47、0303.57 1.めかじき
「めかじき(学名 Xiphias gladius、英名 Swordfish)」とは、スズキ目、サバ亜目、メカジキ
科に含まれる魚のことで、全世界の温帯、熱帯海域に広く分布するものであり、体長は 4.5 メー
トル程度で、偏平で著しく長い吻、大きな各側1条の尾部隆起縁によりスズキ目、サバ亜目、真
カジキ科魚類と区別される。
03 類
0303.89 1.くさかりつぼだい
この細分には、スズキ目、カワビシャ科、クサカリツボダイ属の学名Pseudopentaceros wheeleri、
英名 North Pacific armorhead のものを分類する。この種は北半球の太平洋に分布する。同属で
南半球の大西洋、インド洋及び太平洋に分布する種(学名Pseudopentaceros richardsoni、英名
Southern boarfish 又は Pelagic armourhead)に対して、次の(1)及び(2)の特徴により区
別される。
(1)魚体の長さ
上顎の先端から尾びれの中央部のくぼみの外縁まで(図1①)の長さが 450 ミリメートル以
下であり、かつ背びれの基底部の前端から尾びれ基部の中央まで(図1②)の長さが 280 ミリ
メートル以下であること。
(図1)
(2)側線
側線(図1点線部)の感覚管の向きが側線の進行方向と同じ(図2①)であること。(一部の
感覚管が側線の進行方向よりも上に分枝しているもの(図2②に該当)は、Pseudopentaceros
richardsoni。)
(図2)
① ②
03 類
0304.99 1.いとより(すり身のものに限る。)
この細分には、すり身のもので、
イトヨリダイ科(Nemipteridae)イトヨリダイ属(Nemipterus)
のものを分類する。
主なものは、次表のとおりである。
(1)種名(latin name) (2)邦名(Japanese common name) (3)外国名(Foreign
name) (4)特記事項
(1)Nemipterus delagoae Smith (2)イトヨリ種 (3)Delagoa theadfinbream(US,
Ca), Butterfly-bream(Aus, NZ) (4)東南亜、インド洋産
(1)Nemipterus virgatus(Houttuyn) (2)イトヨリ、イトヨリダイ (3)Golden
threadfin-bream(US, Ca), Butterfly-bream(Aus, NZ) (4)日本近海、東南亜、イ
ンド洋産
(1)Nemipterus bathybius Snyder (2)ソコイトヨリ、キイトヨリ (3)Yellowbelly
threadfin-bream(US, Ca), Butterfly-bream(Aus, NZ) (4)日本近海、東南亜、イ
ンド洋産
(1)Nemipterus hexodon(Quoy & Gaimard) (2)イトヨリ種 (3)Ornate
threadfin-bream(US, Ca), Ocellated butterfly-bream(Aus, NZ), Sixtooth threadfin
(Thai) (4)東南亜、インド洋、南太平洋産
(1)Nemipterus furcosus(Valenciennes) (2)イトヨリ種 (3)Red-spot threadfin,
Butterfly-bream(Thai) (4)東南亜、インド洋産
(1)Nemipterus japonicus(Bloch) (2)イトヨリ種 (3)Japanese threadfin-bream
(US, Ca, Thai), Butterfly-bream(Aus, NZ) (4) 東南亜、インド洋、太平洋産
03.05 項 1.たちうお(Frozen salted belt fish)
本品は施塩後冷凍されたたちうおで、頭、内臓、尾及びひれが除去され、二ないし三つ切りに
されたものである。
輸入者の説明によると、採捕した漁船内で腐敗及び変質を防ぐために撒塩したもので、これを
そのまま基地の冷凍工場で凍結させたものと思われるとのことである。
本品の資料3例について分析を行なったところ、塩分浸透度はそれぞれ3.0%、3.8%及び6.1%
である。なお、同一本船で輸入された施塩されてないものの参考分析の結果は、塩分0.2%~0.3%
である。
本品は最小塩分浸透度が3%以上であるので塩蔵魚として第03.05 項に分類する。
03 類
0305.54 又は0305.59 1.いりこ、めざし等
魚類の乾燥品製造には、直接火力によって乾燥させるもの、あるいは前処理として熱湯で短時
間煮沸し、又は塩水漬けした後乾燥させるものがあるが、これらの処理は一部には風味との関連
もあるが、主として乾燥の前処理と認められるものであるから、乾燥魚類として第 0305.54 号又
は第 0305.59 号に分類する。ただし、更にみりん漬け等の調味処理をしたものは調製品として分
類する。
0306.14、0306.33 又は0306.93 1.たらばがに、ずわいがに、がざみ、けがに及びもくずがに
これらの細分には、それぞれ次のものを分類する。
たらばがに:Paralithodes 属のもの
ずわいがに:Chionoecetes 属のもの
が ざ み:Portunus 属のもの
け が に:Erimacrus 属のもの
もくずがに:Eriocheir 属のもの
なお、主なものは次表のとおりである。
品目名
主要種名
学名
和名
英名等
主な産地
(タラバガ二科)
たらばがに
[King crabs]
P. camtschaticus
P. brevipes
P. plathpus
タラバガニ
ハナサキガニ
アブラガニ
King crab,
Alaska King
King crab
Hanasaki crab
King crab
Abura crab
北太平洋(米国、
カナダ、ロシア
等)
北太平洋
日本近海
北太平洋
(クモガニ科)
ずわいがに
[Snow crabs]
C. opilio
C. bairdii
(C. tanneri)
(C. angulotus)
(C. phalanguim)
C. japonicus
ズワイガニ、エ
チゼンガニ、マ
ツバガニ、オビ
リオ
アメリカズワ
イガニ、バル
ダイ
ベニズワイガニ
Snow crab,
Tanner crab
Snow crab
Tanner crab
Red snow crab,
Red tanner crab
北太平洋、北日
本沿岸
米国、カナダ
日本近海
03 類
(ワタリガニ科)
がざみ
[Swimming crabs]
P. trituberculatus
P. pelagicus
P. sanguinolentus
P. holsatus
(P. depurator)
(P. corrugatus)
P. gracilimanus
P. hastatoides
P. gladiator
ガザミ、ワタリ
ガニ
タイワンガニ
ジャノメガザミ
ヒメガザミ
イボガザミ
Blue swimming
crab
Sand crab
Red-spotted
swimming crab
Swimming
crab,
Cangrejo,
Cambaro
mazargano
Swimming crab
日本近海、中国、
台湾
太平洋、インド
洋、紅海
太平洋、インド
洋、紅海
ヨーロッパ
東南アジア
太平洋、インド
洋
太平洋、インド
洋
(クリガニ科)
けがに
[Horeshair
crabs]
E. isembeckii
ケガニ、
オオクリガニ
Horehair crab,
Korean crab,
Kegani-crab
Rock-crab,
Eliza-crab
北太平洋、日本
近海
(イワガニ科)
もくずがに
[Chinese mitten
crabs]
E. sinensis
E. hepuensis
E. japoonica
チュウゴクモク
ズガニ、シナモ
クズガニ、シャ
ンハイモクズガ
ニ
モクズガニ
Chinese mitten
crab,
Chinese
freshwater
edible crab
Japanese
mitten crab
中国、朝鮮半島
朝鮮半島、日本、
台湾、ロシア
03 類
参考:もくずがにの特徴
甲羅の形が概ね六角形で、鉗脚に毛を有する(写真参照)。
チュウゴクモクズガニ(E. sinensis)
03 類
0306.36 1.養殖用又は放流用のもの(クルマエビ属のものに限る。)
輸入統計品目表第 0306.36 号における「養殖用又は放流用のもの(クルマエビ属のものに限
る。)」(統計細分110)には、クルマエビ属のもの(学名Penaeus spp.)が分類される。水産資源
保護法で輸入規制の対象とされているものであり、輸入申告に際しては、同法第13 条の2第4項
に規定する、農林水産大臣の交付する輸入許可証の提出を必要とする。
03.07 項 1.もんごういかの取扱いについて
もんごういかとは、コウイカ科のいかのうちヨーロッパコウイカ、トラフコウイカ、カミナリ
イカ、コブシメ及びオーストラリアコウイカをいう。
0307.43 又は0307.49 1.あかいか
「あかいか(学名Ommastrephes bartramii、英名Neon Flying Squid)」とは、ツツイカ目、ア
カイカ科、アカイカ属のもので、体色は背側が濃い黒紫色、腹側が赤褐色という特色があり、「む
らさきいか」とも呼ばれる。胴長は40 センチメートルから60 センチメートル程度で、北部太平
洋に分布する。
同じツツイカ目、アカイカ科のいかのうち、日本周辺からオホーツク海及び東シナ海に分布す
る「するめいか(学名 Todarodes pacificus、英名 Japanese Flying Squid)」は、胴長は最大で
も30 センチメートル程度、体色は腹側が白色であり、あかいかと区別される。また、東部太平洋
に分布する「アメリカおおあかいか(学名Dosidicus gigas、英名Jumbo Flying Squid)」は胴長
が100 センチメートルになる大型のものである点で、あかいかと区別される。
03 類
0307.71~0307.79 1.あさり
この細分には、
マルスダレガイ科(Veneridae)のもののうち、Ruditapes、Venerupis、Tapes 属のものを分類
する。
主なものは、次表のとおりである。
学 名
旧学名
和 名
Ruditapes philippinarum
Tapes japonica
(T.philippinarum)
アサリ
R.variegatus
T.variegata
ヒメアサリ
R.decussata
T.decussates
ヨーロッパアサリ
Venerupis aurea
T.aureus
ニヨリヨーロッパアサリ
Tapes literatus
T.literata
リュウキュウアサリ
なお、属名の確認が現品で困難なときは、インボイス等の添付書類に記載された品名によって
差支えない。
0307.91~0307.99 1.しじみ
この細分には、
シジミ科(Cyrenidae)コルビキュラ属(Corbicula)
のものを分類する。
なお、属名の確認が現品で困難なときは、インボイス等の添付書類に記載された品名によって
差支えない。
03 類
0307.91 1.「FROZEN ABALONE」又は「FROZEN CHILIAN ABALONE」等と称して我が国に輸入され
るチリアワビ(チリ名LOCO、和名あわびもどき)の分類について
チリ及びペルーの周辺海域において捕獲される「チリアワビ」はアクキガイ科に属し、ミミガ
イ科に属する「あわび」(関税率表第0307.81 号、第0307.83 号又は第0307.87 号)とは別種のも
のであり、生きているもの、生鮮のもの及び冷蔵したものにあっては同表第 0307.91 号(統計細
分099)に分類される物品である。
(参考)
(1)「あわび」と「チリアワビ」の生物学的分類
殻、鰓、内臓を取り除いたあわび(1)及びチリアワビ(2)の背面図
e 上足突起 h 頭 i 左殻筋 o 蓋の付着した跡
(2)「あわび」には、上足突起があり、あしのまわりがギザギザになっているが「チリアワビ」
はなめらかである。
(3)「チリアワビ」には通常の巻貝にある小さな蓋があり、むき身になっても蓋の付いた跡が認
められるが「あわび」にはない。
(4)チリ及びペルーの周辺海域にはミミガイ科の「あわび」は棲息しない。