スローアウェイチップ
説明
この細分のスローアウェイチップには、バイトホルダーやカッターボディーに取り付けられる工具用チップであって、チップ部分を簡単に着脱して使用することを目的としたものを分類する。これらのチップはコーナー部分が切刃の役目をしており、一つの刃(コーナー)が摩耗すると、他のコーナーを刃として使用するため、形状は正多角形(例えば、正三角形、正四角形、正五角形)となっている。菱形のものも存在するが、両コーナーを使用することから、この場合も完全な左右対称になっている(取付け方により穴のあるものとないものがある。)。
摩耗したチップ部分のみ取替えて使うため、スローアウェイ(使い捨て)チップと称する。海外では、インサート(inserts)、インデクサブル・インサート(indexable inserts)と呼ばれることもある。