国内分類例規

Lock for motor car (anti-theft)

HSコード
説明
本品は、自動車の電気回路の開閉器と盗難防止用の錠とを一体にした物品(キーが附属している。)で、自動車のハンドル軸に取り付けて使用される。 使用に際し、キーを鍵穴にさし込んで回すと錠(ハンドル軸に対するかんぬき)がはずれ、ハンドルが自由に回るようになると同時に自動車の電気回路に電気が通し、内燃機関の始動ができるようになる。 キーを引き抜くと、電気回路のスイッチが切れ、同時にハンドル軸も施錠される。すなわち、キーは電気回路のスイッチレバー及び錠の鍵として働く。 本品は、二つの異なる構成要素(スイッチと錠)から成る物品であるが、開閉器の部分は、自動車の内燃機関の始動のため必要な電気回路を開閉するスイッチ機構として重要な部分であり、錠の部分は、盗難防止のため付加された部分と考えられる。したがって、本品に重要な特性を与えている構成要素は電気回路の開閉器であると認められるので、第8536.50号に属する。
出典
税関Webサイト 国内分類例規
https://www.customs.go.jp/tariff/kaisetu/data2/85rd.pdf
を加工して作成