国際分類例規

酵素・免疫吸着分析法(ELISA法)によって試験管内で人間の血清又は血漿(しょ う)中のHIVウイルスを検出する診断用キット

HSコード
貨物概要
本品の主な構成要素は、(ⅰ)精製したHIV-Ⅰ及びHIV-Ⅱの抗原を被覆したウェル(穴)を有 するマイクロプレート並びに(ⅱ)抗ヒト免疫グロブリンG及びヤギ抗体免疫グロブリンMからなるペルオキシダーゼ共役物である。マイクロプレートのウェルに入れた血清や血漿(しょう)の検体の中にHIV抗体が存在する場合は、40℃で30分間おくとHIV抗原と結合する。結合しなかった物質を取り除くため特殊洗浄液でウェルを洗ったのち、当該複合体が加えられ、更に30分間保温し、再度結合しなかった物質を取り除くため洗って乾かし、色原体が加えられる。室温30分で発色反応が進行した後、停止液が加えられる。反応停止後30分以内に各々のくぼみの光学的濃度が測定され、当該濃度は、検体の中にHIV-特異的抗体がどの程度発生しているかを示すようになっている。
分類理由
通則1及び6を適用
検討された物品
“GENELAVIA® MIXT” 含有物(1プレートあたり) 精製したHIV-Ⅰ及びHIV-Ⅱの抗原で被覆したウェル(8穴のストリップ×12本) 洗浄液(10倍濃縮) 100 ml 陰性対照用血清(ヒト) 0.5ml 陽性対照用血清(ヒト) 0.5ml 遮断制御血清(ヒト) 1 ml 試料希釈剤 15 ml 複合体(ペルオキシダーゼ標識抗ヒト免疫 グロブリンG及びヤギの抗体免疫グロブリンM) 15 ml ペルオキシダーゼ基質緩衝剤(0.03% HO) 120 ml 22 色原体(o-フェニレンジアミン塩酸塩) 12 錠 停止溶液(4N硫酸) 12 ml マイクロプレート用粘着フィルム 4
出典
税関Webサイト 国際分類例規
https://www.customs.go.jp/tariff/kaisetu/data2/38r.pdf
を加工して作成