全身冷凍療法用チャンバー(Total body cryotherapy chamber)
貨物概要
本品は、例えば、皮膚病、関節炎又はリウマチ性疾患の治療に使用する全身冷凍療法用チャンバーであり、次の個別の基本ユニットから成り、組み立てていない状態で共に提示される。(ⅰ)ドアで接続された前室(マイナス60度)及び治療室(約マイナス110度)から成る冷凍療法用チャンバー
冷凍療法用チャンバーは、断熱性の要素で作られている。外寸は幅2,400mm、長さ4,200mm、高さ2,550mmであり、前室の内寸は幅1,600mm、高さ2,250mm、奥行1,760mm、治療室の内寸は幅2,100mm、高さ2,250mm、奥行1,700mmである。前室及び治療室のいずれも、床用の特別な耐水性じゅうたん、出入口、窓、照明、拡声器、緊急信号スイッチ、圧力平衡要素及び蒸発器を備えている。蒸発器は、空気循環用の3つのファンを自蔵し、曇り除去用の加熱装置が組み込まれている。治療室はさらに、内部の3つの壁面に手すりを、またマイクロホン及びビデオ監視システムを備えている。
(ⅱ)冷凍機(refrigeration machine)
冷凍機は、密閉されたハウジング内に設置された、空冷式の3段階カスケードシステムである。この機械は、冷凍療法チャンバーとは別の部屋に設置され、蒸発器と共に室内温度をマイナス110度まで下げる。冷凍機の寸法は、幅1,600mm、高さ1,700mm、奥行800mmである。(ⅲ)切替え室(switching cabinet)
切替え室は、全身冷凍療法用チャンバー全体を操作するために必要とされる電気式切替装置を有している。切替え室は、上記の冷凍機と同じ部屋に設けられる。寸法は、幅1,000mm、高さ2,000mm、奥行500mmである。
(ⅳ)操作デスク
操作デスクは、ナノ・サーバー(nano-server)を備えた自動データ処理機械、15インチ(38.1cm)TFTディスプレイ(タッチスクリーン式のもの)、インターホン、2つの拡声器、マイクロホン、CDプレーヤー及び緊急停止スイッチを有している。これらの要素は全て同一のハウジング内に組み込まれている。操作者は、タッチスクリーンを使用して全ての機能、調節、設定を操作することができる。デスクの寸法は、幅600mm、高さ980mm、奥行400mmである。デスクは冷凍療法用チャンバーとは分離されている。
(ⅴ)凝縮器
凝縮器は、交差したツインリブ(twin ribs)を有する熱交換器及び三相電動機を有する通風機から成る。凝縮器は、冷凍療法用チャンバーが設置されている建物の外に置かれ、チャンバー内の温度を下げるのに寄与する。
上記のユニットは全て、冷媒が循環するための銅管及び電気ケーブルにより接続されている。
分類理由
通則1(第90類注3及び16部注4)及び6を適用