事前教示事例

電波吸収体

多泡性ポリスチレン、カーボン、難燃剤等から成る電波吸収材

貨物概要
製法:カーボンパウダーをコーティングしたポリスチロールビーズを加熱→ピラミッド型にカット成形→難燃剤を表面に塗装
性状:ピラミッド型の形状
成分割合:多泡性ポリスチレン約65%、難燃剤(水酸化アルミニウム)約15%、カーボン約15%、バインダー約5%
機能:含浸カーボンによる体積抵抗率の調整による導電性により、電波吸収性能を得ている
用途:試験室内の壁・天井・床等の内側に設置し、電波を吸収させ、電波の反射を防ぐ
包装:カートンボックス
税番
分類理由
本品は、多泡性ポリスチレン、カーボン、難燃剤等からなる電波吸収材である。本品は、異なる構成材料から成る電波吸収材であり、関税率表の解釈に関する通則3(b)を適用し、本品に重要な特性を与えている構成材料は、電波を吸収するカーボンにあると認められることから、関税率表第68.15項及び同表解説第68.15項の規定により、上記のとおり分類する。 2022年HS改正に伴い、令和4年1月1日以降、上記関税率表適用上の所属区分及び統計品目番号が適用されます。
出典
税関Webサイト 事前教示回答事例
https://www.customs.go.jp/tetsuzuki_search/bunrui/J1/20/J12000692.htm
を加工して作成
登録番号
120001766
処理年月日
2021年12月10日