事前教示事例

コーティング材

混合して使用するコーティング材

貨物概要
成分割合:(A)アクリルウレタン樹脂(水分散、ウレタンの割合が多い共重合体)90~91%、防腐剤等4~5%、。
ワックス2~3%、水2~3%。
(B)ポリイソシアネート60~70%、添加剤0.05~0.1%、水30~40%。
性状:液体
用途:建物の壁に塗るコーティング材
使用方法:(A)2.5L及び(B)0.75Lを混合し、ローラーで薄く塗る。
1~2層目にモルタル、3層目にコーティング材、4層目に本品を重ね塗りする。
効。
果:本品は透明な塗膜を形成する。
4層重ね塗りすることにより、滑らかに磨かれた石のような継ぎ目のない連続した表面を形成する。
非耐火性。
包装:(A)2.5L/缶。
(B)0.75L/缶。
そ の 他:(A)及び(B)は、互いに補完し合う数量を同一申告で申告し、詰め替えることなく混合する。
両者は、小売用セットの形では輸入しない。
税番
分類理由
本品は、(A)及び(B)から成り、互いに補完し合う数量で共に提示される物品であり、詰め替えることなく共に使用されることから、関税率表第6部注3の規定により、混合後の生産品の属する項に分類する。  混合後の生産品は、ウレタンの割合が多いアクリルウレタン共重合体をもととしたコーティング材であり、関税率表第32.09項及び同表解説第32.09項の規定により、上記のとおり分類する。
出典
税関Webサイト 事前教示回答事例
https://www.customs.go.jp/tetsuzuki_search/bunrui/J5/22/J52200334.htm
を加工して作成
登録番号
122002103
処理年月日
2022年7月21日