事前教示事例

床用タイル

陶磁製タイルにモルタルを貼り合わせた床材

貨物概要
材質:上層 陶磁製タイル(粘土、骨材、顔料)。
下層 モルタル(珪砂、セメント、水、ワイヤーメッシュ鉄筋、接着剤)。
製法:陶磁製タイルは成形後、約1300℃で焼成。陶磁製タイル裏面に鉄筋を設置の上、接着剤を塗布し固定→型枠へ設置→モルタルを流し込み→振動させ成型→乾燥(養生)→梱包
サイズ:約300mm×約800mm×約37mm
吸水率:0.5%以下
用途:建築用(主に鉄道駅ホーム先端用の床材)
税番
分類理由
本品は、床用タイルとして照会のあったものであり、陶磁製タイルとモルタルの異なる構成要素から成る物品であることから、関税率表の解釈に関する通則3(b)を適用する。  本品に重要な特性を与えている構成要素は、その構造、機能及び用途から、使用時の露出面を形成する陶磁製タイルであると認められることから、本品は、関税率表第69.07項及び同表解説第69.07項の規定により、陶磁製の床の上張り用のタイルとして、上記のとおり分類する。
出典
税関Webサイト 事前教示回答事例
https://www.customs.go.jp/tetsuzuki_search/bunrui/J5/22/J52200436.htm
を加工して作成
登録番号
122002768
処理年月日
2022年10月5日