切削加工用チップの刃先材料
PCD(多結晶焼結ダイヤモンド)から成る切削加工用チップの素材
貨物概要
製法:ダイヤモンド粒子及び金属系バインダーを高温高圧下で焼き固めた多結晶材料を、超硬合金の基盤上に接着したもの
成分:(上層)ダイヤモンド、コバルト (多結晶焼結ダイヤモンド)。
(下層)炭化タングステン、コバルト。
性状:直径約50mmの円板状、厚さ1.6mm~2.0mm
用途:輸入後にチップ状に切断、台金素材に接合、成形加工し、主に非鉄、非金属材料の切削や木質系ボードの切断に使用するカッターやエンドミル等の刃先を製造する素材として使用
分類理由
本品は、炭化タングステン及びコバルトからなる超硬合金に、ダイヤモンド及びコバルトから成る多結晶材料を重ね2層にしたもので、輸入後に小さなチップに切断し、非鉄、非金属材料の切削等用のカッター等として使用する物品として照会のあったものである。 本品は、多結晶焼結ダイヤモンドを使用した工業用製品であることから、関税率表第71類注1(a)、同表第71.16項及び同表解説第71.16項の規定により、上記のとおり分類する。