事前教示事例

卑金属製フレキシブルチューブ

自動車の温度センサー及び酸素センサー用リード線等を保護する目的で使用されるフレキシブルチューブ

貨物概要
製 法:ストリップ状の不織布とアルミニウムのはく(最外面)を棒に巻き付ける→円形の金型に通し蛇腹状に成型→接着剤及び熱処理により不織布とアルミニウムのはくを層状に接着→寸法カット
材 質:(内側から一層目)ポリエステル製不織布。
(二層目)アルミニウムのはく。
(三層目)アルミニウムのはく。
(接着剤)プラスチック。
サイズ:内径8mm×長さ50 mm ~1000 mm
用 途:自動車の温度センサー及び酸素センサー用リード線等を外部の接触及び熱から保護する
機 能:(一層目)リード線の保護、形状・寸法の安定性、断熱機能。
(二層目)一層目と三層目の接着性を向上。
(三層目)輻射熱の反射。
包 装:2200本/カートン
税番
分類理由
本品は、屈曲性を備えたチューブで、自動車内にある温度センサー及び酸素センサー用リード線等を保護する目的で使用されるものとして照会のあった物品である。  本品は、アルミニウムのはく及びポリエステル製不織布の異なる構成要素で作られた物品であることから、関税率表の解釈に関する通則3(b)を適用してその所属を決定する。  本品に重要な特性を与えている構成要素は、輻射熱を反射する断熱機能を有し、リード線等を外部の接触及び熱から保護するアルミニウムのはくであると認められることから、本品は、同表第83.07項及び同表解説第83.07項の規定により、卑金属製のフレキシブルチューブとして上記のとおり分類する。
出典
税関Webサイト 事前教示回答事例
https://www.customs.go.jp/tetsuzuki_search/bunrui/J5/22/J52200438.htm
を加工して作成
登録番号
122002979
処理年月日
2022年10月28日