事前教示事例

止水板

建造物の出入り口等に設置する止水板

貨物概要
性状:3枚2列に並べた状態の6枚の合板をプラスチックシート(両端におもりあり)で全面覆ったもの。
本体をL字型に展開し、合板に取り付けた紡織用繊維のストラップ及びプラスチックの棒で支える。
建物と接続するためのプラスチック等から成る留め具及び固定具あり。
材質:合板、プラスチック、金属、その他
サイズ:幅1810mm×高さ500mm×奥行640mm(展開したときの大きさ、サイズ展開あり)
用途:豪雨水害等による浸水を防ぐため、建物の出入り口等に設置する
使用法:折りたたまれた本体をL字型に展開し、両端に留め具をつけ、固定具をつけた建物に接続する
包装:本体、留め具、固定具を持ち手付きの紡織用繊維製の専用袋に収納
税番
分類理由
本品は、豪雨による水害等を防ぐために建造物の出入り口等に設置する止水板として照会のあったものであり、提示の際は組み立てていないものの、組み立てにより完成品となることから、関税率表の解釈に関する通則2(a)を適用して完成品として分類する。  本品は、合板、プラスチックシート等の異なる材料から成るものであることから、同通則3(b)を適用してその所属を決定する。  本品に重要な特性を与えている材料は、止水機能を果たす合板であると認められることから、関税率表第44.21項及び同表解説第44.21項の規定により、その他の木製品として、上記のとおり分類する。
出典
税関Webサイト 事前教示回答事例
https://www.customs.go.jp/tetsuzuki_search/bunrui/J1/22/J12201316.htm
を加工して作成
登録番号
122003215
処理年月日
2022年11月14日