事前教示事例

アルミナ製品(加熱炉の蓄熱材)

球状に造粒された、アルミナを主成分とする加熱炉の蓄熱材

貨物概要
製法:酸化アルミニウムをボールミルで粉砕→スプレー乾燥→造粒→乾燥→1500℃で焼成
成分割合 :Al2O3≧99%、Na2O等
性状:白色球状(直径1.3㎝、1.9㎝)
用途:加熱炉の蓄熱材(使用温度1100℃、耐火温度1750℃)
包装:1トン/フレコンバッグ
モース硬度:9未満
税番
分類理由
本品は、加熱炉の蓄熱材として使用する酸化アルミニウム等からなる物品である。  関税率表解説第69類総説第1節総説(B)において耐火製品とは、冶金工業、ガラス工業等の高温作業(通常、温度1500度以上)に使用される焼成品とされている。本品の使用温度は1100度であり、同表解説第69類総説第1節総説(B)で述べられている高温作業に使用される製品とはいえず、関税率表第69.03項には分類されない。  したがって、本品は技術的用途に供する陶磁製品として、関税率表第69.09項及び同表解説第69.09項(2)の規定により、上記のとおり分類する。
出典
税関Webサイト 事前教示回答事例
https://www.customs.go.jp/tetsuzuki_search/bunrui/J5/22/J52200499.htm
を加工して作成
登録番号
122003249
処理年月日
2022年11月1日