事前教示事例

アルミニウム製取付台(中継ボックス用)

エキスカベーター等の重機の後方部に設置し、運転手の重機周りの死角(作業員、通行人)確認や、屋内での現場の作業状況の把握等目的のため取り付ける中継ボックス用の磁石付き取付台

貨物概要
形 状:ブーメラン形(中継ボックスを固定するための専用の穴があいている)、アイナット、磁石が付いている
材 質:磁石、アルミニウム、ステンレス、エチレンプロピレンゴム
サイズ:幅約165mm×高さ約70mm×奥行約34mm
機 能:アルミニウム製マウントに中継ボックスを取り付け、磁石により重機に取り付ける。
中継ボックスは、後方確認カメラと制御ボックスの間に接続されカメラで撮影した画像データを送受信する。
税番
分類理由
本品は、アルミニウム製台座、アイナット、磁石等から構成される後方確認カメラシステム用中継ボックスを重機に設置するための取付台である。  本品は、関税率表第85.17項に属する中継ボックスに使用する附属品と認められるが、同表第85.17項には附属品の規定がないことから、同項には分類されない。  本品は、二以上の異なる構成要素で作られた物品であることから、関税率表の解釈に関する通則3(b)を適用し、本品に重要な特性を与えている構成要素は、壁面に取り付けるアルミニウム製台座と認められることから、同表第76.16項及び同表解説第76.16項の規定により、その他のアルミニウム製品として上記のとおり分類する。  なお、本品は、提示の状態は平板状であり、磁力によって重機の卑金属製部分に中継ボックスを取り付けられるよう設計された物品であると認められ、同表第83.02項の規定に合致しないことから、取付具その他これに類する物品として同項には分類されない。
出典
税関Webサイト 事前教示回答事例
https://www.customs.go.jp/tetsuzuki_search/bunrui/J4/22/J42200441.htm
を加工して作成
登録番号
122003367
処理年月日
2022年12月6日