事前教示事例

アルミニウム合金製形材

自動車の車体側ブッシングの構成部品として使用するアルミニウム合金製の形材

貨物概要
製 法:押出成形による特殊形状材を精密切断したもの
性 状:断面は、3か所の穴(真円1、異形2)有するかまぼこ型で、当該穴は貫通している。
(最大幅)40mm。
(最大高)40.6mm。
(内部径)真円直径12mm、。
異形最大12mm×11.6mm(税関実測値)。
(全 長)73mm。
(表面硬度)HB76以上。
材 質:アルミニウム合金(A6061-T6)
用 途:車体側ブッシングの内筒金具。
エンジンと車体との接合に使用される部分品の構成部品。
包 装:32個/内箱、4608個/外装カートン
その他:輸入後、国内で外筒に本品(内筒)を入れ、間を加硫ゴムで加工し、ブッシングとして完成する
税番
分類理由
本品は、中空のアルミニウム合金製の物品で、自動車用のブッシングの部分品として照会のあったものである。  本品は、エンジン振動等を低減するためにエンジン側に取り付けられるブッシングを構成する部分品として使用されるものであるが、横断面が全長を通じて一様な形状を有する押出成形製品であり、中空であるが管の定義に該当しないことから、関税率表第15部注9(b)、同表第76類号注1(b)、同表第76.04項及び同表解説第76.04項の規定により、アルミニウムの形材として、上記のとおり分類する。
出典
税関Webサイト 事前教示回答事例
https://www.customs.go.jp/tetsuzuki_search/bunrui/J5/22/J52200595.htm
を加工して作成
登録番号
122003607
処理年月日
2022年12月6日