事前教示事例

蓄電池の部分品(セパレータ)

蓄電池の電極間を隔離するために組み込まれる部分品(セパレータ)

貨物概要
製法:フィルムの押出成形→焼きなまし及び延伸(孔を生成)→重ねたフィルムを剥がす→規定のサイズにカットし、ロール状に巻き取り(乾式一軸製法)
成分:プラスチック(ポリプロピレン)
性状:白色半透明のロール状。
20μm(厚さ) 、120mm(幅)、400m(長さ)。
平均孔径:0.058μm、空孔率:55%
用途:リチウム・イオン蓄電池の正極と負極の電極間を隔離するセパレータ。
ロール状のまま生産ラインへ投入し、正極と負極の間に挟みながら巻き上げ、円筒状のセルとなる。
包装:6ロール/段ボール
税番
分類理由
本品は、リチウム・イオン蓄電池の電極間の隔離に使用されるセパレータとして照会がなされた物品である。  本品は、蓄電池にそのままの状態で組み込まれて使用されるプラスチック製の隔離板であり、関税率表第85.07項に属する蓄電池に専ら又は主として使用する部分品と認められるため、同表第16部注2(b)、同表第85.07項及び同表解説第85.07項の規定により、蓄電池の部分品として上記のとおり分類する。
出典
税関Webサイト 事前教示回答事例
https://www.customs.go.jp/tetsuzuki_search/bunrui/J1/23/J12300383.htm
を加工して作成
登録番号
123000840
処理年月日
2023年4月21日