事前教示事例

断熱カバー

ガラス繊維の不織布等4層から成る断熱用カバー

貨物概要
性状:以下の構成材料をガラス糸で縫製した4層構造。
①ステンレス織物、②シリカ織物、③ガラス繊維製不織布、④ガラス繊維製織物(片面にシリコーン塗布)。
サイズ:約100cm×130cm(最大値)
用途:建設機械の排気管に巻き付け断熱する
機能:①他の層及び対象物の摩耗保護。
②④ガラス繊維不織布の保護。
③保温・断熱。
包装:顧客のオーダーに応じた長さにカットし、縫製したものをビニール袋に入れ、段ボールに収納
その他:メタルスナップ留めで固定する。
各層の厚さは、③>②>④>①。
税番
分類理由
本品は、4層の生地から成るものであり、断熱用カバーとして使用されるものである。  本品は、異なる材料から成る物品であることから、関税率表の解釈に関する通則3(b)を適用して分類する。  本品に重要な特性を与えている材料は、保温・断熱の機能を有するガラス繊維不織布であると認められることから、本品は、その他のガラス製品として、関税率表第70.19項及び同表解説第70.19項の規定により、上記のとおり分類する。
出典
税関Webサイト 事前教示回答事例
https://www.customs.go.jp/tetsuzuki_search/bunrui/J1/23/J12300404.htm
を加工して作成
登録番号
123000916
処理年月日
2023年4月19日