事前教示事例

やし殻炭

やし殻炭をバインダーと混合し凝結したもの

貨物概要
製法:やし殻炭を微粉砕→バインダー(コールタール、ピッチ)と混錬→押出成形→乾燥→乾留(酸素に触れずに加熱)
性状:不均一な黒色円柱状(税関実測:直径約2mm×長さ約2mm~約5mm)
用途:活性炭用原料(輸入後に多孔質化を行うもの)
包装:500kg/フレコンバッグ
備考:賦活処理は行っていない
税番
分類理由
本品は、微粉砕したやし殻炭をバインダーと混合し凝結したものを乾留して得られた物品であり、活性炭製造の原料として照会のあったものである。  本品は、その性状、製法等から、やし殻炭を凝結したものと認められることから、関税率表第44.02項及び同表解説第44.02項の規定により、やし殻炭として上記のとおり分類する。
出典
税関Webサイト 事前教示回答事例
https://www.customs.go.jp/tetsuzuki_search/bunrui/J3/23/J32300107.htm
を加工して作成
登録番号
123000946
処理年月日
2023年5月29日