登山靴(非)
材料:甲-紡織用繊維、ゴム、革、プラスチック(64類注4(a)により甲は紡織用繊維製となる)、本底-ゴム
貨物概要
構造:甲はひも締め。
足入れ口部分にアキレス腱等の保護パットあり。
底の性状:本底表面にすべり止め成型(溝の深さ約5mm・税関実測値)。
外底の踏みつけ部分の厚さ約22mm、かかと部分の厚さ約42mm(税関実測値)。
その他:くるぶしを覆うもの。
甲の部分は防水加工が施されている。
ベロは袋状である。
分類理由
本品は、登山靴として照会のあったもので、本底がゴム、甲が紡織用繊維から成るものである。 本品は、国内分類例規「体操用等に供する履物」の基準5、登山靴の要件(1)~(3)を充足するが、形状、機能等を総合的に判断して、体操用等に供する履物とは認められない。 また、本品は、国内分類例規「体操用等に供する履物」の基準1、平底靴の要件(1)~(3)のうち(2)を充足しないことから、体操用等に供する履物とは認められない。 よって、本品は、本底及び甲の構成材料により、上記のとおり分類する。