事前教示事例

魚肉すり身調製品

魚のすり身から成る調製品、春雨入り巾着、ソースを小売用の袋に詰めて、冷凍したもの

貨物概要
製法:①さつま揚げ他:原料→混合→成形→油調
②かまぼこ:原料→混合→成形→焼成または蒸す
③巾着:具材を炒める→油揚げに詰める→せりで結ぶ
④ソース:原料→配合→加熱殺菌→冷却→包装。
⑤①~④を同一の袋に包装→凍結→梱包→保管→出荷。
原料:①②魚のすり身、小麦でん粉、小麦粉、変性でん粉調製品、大豆たんぱく、いか、にんじん、塩、卵白液、変性でん粉、砂糖、ソース、L-グルタミン酸ナトリウム、大豆油、にら、ソルビトール等。
③春雨、油揚げ、せり、にんじん、醤油、大豆油、砂糖、ねぎ、にら、たまねぎ粉末、調味料、えび粉末、こしょう。
④醤油、砂糖、味噌汁ベース、塩、調味液、高果糖、しいたけエキス、水。
用途:小売用(冷凍食品)
包装:230g/袋×20/カートン
税番
分類理由
本品は、魚肉のすり身調製品、春雨入り巾着の混合物と、混合調味料の袋を小売用の袋に同一包装したものであり、関税率表の解釈に関する通則3(b)に規定する小売用のセットにした物品と認められ、本品に重要な特性を与えている物品は、最大重量を占める魚肉のすり身調製品であると認められることから、関税率表第16類注2及び同表第16.04項の規定により、上記のとおり分類する。ただし、魚肉の含有量の合計が全重量の20%を超えるものに限る。
出典
税関Webサイト 事前教示回答事例
https://www.customs.go.jp/tetsuzuki_search/bunrui/J1/23/J12300609.htm
を加工して作成
登録番号
123001934
処理年月日
2023年7月21日