事前教示事例

陶磁製の板

焼成炉内で使用する陶磁製の板

貨物概要
製法:原料調合→混錬→プレス成型→乾燥→焼成(800℃以上)→片面に反応防止剤(アルミナ)を吹付塗装
原料:炭化けい素、酸化けい素、バインダー
性状:正方形又は長方形の板状(耐火温度:1750℃、使用温度:1000~1400℃、モース硬度:7)
サイズ:200~800mm×200~800mm×5~30mm
用途:陶磁製食器製造の焼成工程において焼成対象物を載せる棚板
包装:木箱
税番
分類理由
本品は、炭化けい素等を板状に成形し焼成したもので、陶磁製品を焼成する際に炉内で使用する棚板として、照会があったものである。  本品は、性状等より高温作業用に設計された物品とは認められないことから、関税率表第69.03項には分類されない。  本品は、同表第69.09項及び同表解説第69.09項の規定により、陶磁製の理化学用その他の技術的用途に供する物品として、上記のとおり分類する。
出典
税関Webサイト 事前教示回答事例
https://www.customs.go.jp/tetsuzuki_search/bunrui/J5/23/J52300214.htm
を加工して作成
登録番号
123002898
処理年月日
2023年10月19日