事前教示事例

銅の形材

内面に溝付加工が施された銅製の管

貨物概要
製法:銅製の管を引抜き加工し、スパイラル状の模様の付いたローラーにて内側表面にスパイラル状の溝付け加工を施す
成分:銅99.9%以上、りん0.015~0.04%
性状:内側表面はスパイラル状の溝を有する、外側表面は平滑
寸法:外径6.35mm×底肉厚0.44mm×内面の溝の高さ0.24mm
機能:管の内側表面にスパイラル状に連続する微細溝を設けることにより、内表面積が増大し、管内に均一な膜が形成されることから、伝熱性能が向上する
用途:家庭、商業施設、ビルなどで使用される空調機内の凝縮器及び蒸発器に組み込まれ、冷媒を通すために使用
包装:ボビンにコイル状に巻き付ける
税番
分類理由
本品は、銅製の管の内面に溝付加工が施されたもので、エアコン室外機の熱交換器内の冷媒管として使用するものとして照会のあった物品である。  本品は、その性状及び製法から、関税率表第15部注9(b)に規定する形材と認められることから、同表第15部注9(b)、同表第74類注1(a)、同表第74.07項及び同表解説第74.07項の規定により、銅の形材として上記のとおり分類する。
出典
税関Webサイト 事前教示回答事例
https://www.customs.go.jp/tetsuzuki_search/bunrui/J4/23/J42300342.htm
を加工して作成
登録番号
123003084
処理年月日
2023年11月10日