事前教示事例

ガラス繊維クロス入りセメント板

セメントと軽骨材を基材とし、表裏面にガラス繊維ネットを伏せ込んだセメント系ボード

貨物概要
成分:ポルトランドセメント、ガラス繊維ネット、フライアッシュ、泥、水
製法:ガラス繊維ネット以外の材料を混合→ガラスネット上に混合したスラリーを流し込み板状に成型→製品の長さに合わせて切断→養生
用途:壁や天井に使用する建築用資材
梱包:平積み、PPバンドやストレッチフィルムで固定・梱包
税番
分類理由
本品は、骨材入りポルトランドセメントを芯材とし、その表裏両面にガラス繊維ネットを埋め込んで補強したセメント系ボードであり、関税率表第68.10項及び同表解説第68.10項の規定によりコンクリート製品として上記のとおり分類する。  なお、本品は、その表裏両面にガラス繊維ネットを埋め込んで補強したセメント系ボードであり、関税率表解説68.11項解説に記載される「主として繊維(例えば、石綿、セルロースその他の植物性繊維、合成ポリマー、ガラス又は金属繊維)とセメントその他の水硬製結合剤との混合物から成る硬化製品」には該当しないことから、同表第68.11項には分類されない。
出典
税関Webサイト 事前教示回答事例
https://www.customs.go.jp/tetsuzuki_search/bunrui/J5/23/J52300679.htm
を加工して作成
登録番号
123003138
処理年月日
2023年10月18日