事前教示事例

飛行機の部分品(緊急脱出用装置)

緊急時脱出用装置として飛行機の機体内部に取り付けられるもの

貨物概要
性状:チューブを組み合わせた風船状の物品にガスボンベ等が取り付けられたもので、機体の各ドア部分に格納されている
材質:紡織用繊維(ナイロン)等
機能:機体の各ドアのモードがオートマチック状態であるときにドアを開錠すると、取り付けられたガスボンベから噴出するガスでチューブが膨張し、陸上への脱出時には滑り台、海上への脱出時にはいかだとなる
用途:飛行機の非常脱出用
税番
分類理由
本品は、飛行機の機体の各ドア部分に格納される緊急脱出用装置として照会がなされた物品である。  本品は、飛行機のドア部分に取り付けられるよう設計され、緊急脱出時に作動する装置であり、その性状、機能、用途等から、関税率表第17部注3、同表第88.07項、同表解説第17部総説(Ⅲ)及び同表解説第88.07項の規定により、同表第88.02項に属する飛行機に専ら又は主として使用する部分品として上記のとおり分類する。
出典
税関Webサイト 事前教示回答事例
https://www.customs.go.jp/tetsuzuki_search/bunrui/J1/24/J12400190.htm
を加工して作成
登録番号
124000482
処理年月日
2024年3月7日