事前教示事例

マシニングセンターの部分品

金属加工用マシニングセンターの部分品

貨物概要
性状:数値制御装置、加工テーブル等が取り付けられていない金属加工用マシニングセンターの部分品。
以下の①から⑤が取り付けられていない。
①数値制御装置:コントロールパネル付の制御装置
②サーボモーター検出装置:主軸及びテーブルの動力源となる装置
③加工テーブル:加工する材料を置くためのテーブル
④異電圧トランス:電源供給用の変圧器
⑤ポンプ:切削油吐出用ポンプ
用途:輸入後、①から⑤を取り付け、電気系の総合的な設定、精度調整及び動作確認を行い、マシニングセンターとして完成させる
包装:スチールケース又はクレートに梱包
税番
分類理由
本品は、数値制御装置等が取り付けられていない金属加工用マシニングセンターの部分品として照会がなされた物品である。  本品は、数値制御装置、駆動装置等、金属加工用マシニングセンターとして機械加工するための装置を備えていないものであり、その性状等から、関税率表の解釈に関する通則2(a)に規定する「未完成の物品で、完成した物品としての重要な特性を提示の際に有するもの」とは認められないことから、完成した物品として分類されない。  本品は、その性状、用途等から、金属加工用マシニングセンターに専ら又は主として使用する部分品と認められることから、関税率表第16部注2(b)、同表第84.66項及び同表解説第84.66項の規定により、上記のとおり分類する。
出典
税関Webサイト 事前教示回答事例
https://www.customs.go.jp/tetsuzuki_search/bunrui/J5/25/J52500001.htm
を加工して作成
登録番号
125000026
処理年月日
2025年3月4日