事前教示事例

自動車用の部分品(車体の部分品)

座面を固定するためのベルト状の部分品で、車体内壁面に設置するもの

貨物概要
性状:合成繊維織物製のベルトの両端に卑金属製のアイレット付きの穴を1つずつ有し、ベルト中央部分の片側に環になるようにゴムバンドが縫い付けられたもの。
両面に2箇所ずつ面ファスナーが取り付けられている。
材質:(ベルト、面ファスナー) ナイロン、(アイレット)真鍮、(ゴムバンド)ポリエステル、ラテックス
サイズ:長さ約83cm×幅約2cm
機能:本品の一端のアイレットにボルトを差し込んで運転席背後の車体内壁面に設置し、床下内のエンジンの点検等の際に、跳ね上げた運転席座面裏の金具に本品のもう一端のアイレットを引っ掛け、座面が倒れないように固定する。
本品のゴムバンド部で運転席跳ね上げ時の座面の角度を調整する。
本品を収納する際は折り畳んで面ファスナーで留める   包装:プラスチック製袋に複数個入れて包装
税番
分類理由
本品は、自動車の運転席背後の車体内壁面に設置し、跳ね上げた運転席座面が倒れないように固定するための物品として照会があったものである。  本品は、その性状及び機能等から、関税率表第17部注3、同表第87.08項、同表解説第17部総説(Ⅲ)及び同表解説第87.08項の規定により、自動車に専ら又は主として使用する部分品として上記のとおり分類する。
出典
税関Webサイト 事前教示回答事例
https://www.customs.go.jp/tetsuzuki_search/bunrui/J4/25/J42500172.htm
を加工して作成
登録番号
125001409
処理年月日
2025年7月7日