ウイスキー
説明
ウイスキーは、一般的に、大麦、ライ麦、とうもろこし等の穀類を、発芽した穀類由来の酵素により糖化し、酵母によって発酵させ、蒸留したものをたるの中で熟成させたものであり、産地又は原料により種々の名称が存在し、その名称の例は、以下のとおりである。
(1)バーボンウイスキー:アメリカンウイスキーの一種で、とうもろこし又はとうもろこしとライ麦を原料とするウイスキーをいい、米国の法律の定義では、もろみの原料中とうもろこしの量が51%を下らないもので、焦がしたオーク材(charred oak)のたるの中での貯蔵その他の方法により着色したものをいう(着色してないものは、コーンウイスキーと呼ばれる。)こととされている。ジャックダニエル等のテネシーウイスキーも、バーボンウイスキーに含まれる。
(2)ライウイスキー:もろみがライ麦又はライ麦ととうもろこしから成るウイスキーで、米国の法律の定義では、ライ麦の比率が51%を下らないことが条件となっている。
上記以外に、スコッチウイスキー、アイリッシュウイスキー、カナディアンウイスキー等と呼ばれるものがある。