国内分類例規

Low sulphur fuel oil

HSコード
説明
本品はインドネシア産Minus crude oilを現地で蒸留して軽質油分を除いた残油である。Minusbottom oilと通称されているもので、性状は次のとおりである。 比重(15℃。日本産業規格K2249-3のピクノメータ法(ハバード形ピクノメータ)による。)0.910~0.925 Congealing point(ASTM D 938による。) 45~47℃ 比重(70℃。日本産業規格K2249-2の浮ひょう法による。) 0.840~0.850 Worked cone penetration(ASTM D 217による。) 150~180 Cone penetration(ASTM D 937による。) 40~50 ろう分 45~48% なお、本品はいおう分が低いので、単独又は他の重油と混合して燃料用に使用される。 本品は、その物理的性状が第27.12項の鉱物性ろうに類似しているが、もっぱら燃料用に使用される蒸留残油であるので本号に属する。 (参考) 常温で半固体ないし固体の石油類の性状及び用途 -は測定せず。 試料 A B (注) Raw oil (Parafin oil Distillate) 試験項目 Minus crude Minus bottom C D E F oil oil ろう分% 18 45 37.0 38.8 34.1 32.8 (ホルデ法) 15/4℃ 0.8702 0.9150 0.928 0.922 0.899 0.901 比重(ハバード形ピク ノメータ) 引火点 ℃ - 284 185 --- 流動点 ℃ - 45 43 --- 用途 製油用重油の硫黄製油用(パラフィンろう製造用) 分調製ブレ ンド用 ○表のうち(注)-原油から常圧蒸留により軽質油分を除いたbottom oilでTopped crude。○本表の湯種(A、B、C、D、E及びF)はいずれも通常輸入されるものである。
出典
税関Webサイト 国内分類例規
https://www.customs.go.jp/tariff/kaisetu/data2/27rd.pdf
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